ジェマの脂肪討伐日記【2025.9.14】

【第90話】リバウンドしないダイエット——“落とすより、維持を設計する”メソッド

こんにちは、ジェマです。脂肪討伐日記、第90話!今朝の体重は94.0kg。ここ数週間は空腹コントロールが安定し、トレの質も一定に保てています。今日のテーマは核心、「リバウンドしないダイエットの方法」
結論:「減量」の設計より「維持」の設計が先①小さな赤字(−10〜15%)②筋トレ+歩数で消費の土台を固定③食環境を“勝てる配置”にする——この三本柱を8〜12週のスプリントで回し、メンテナンス期(体重維持)を“義務化”する。今日は数字・時間割・環境の三方向から、現場でブレないリバウンド対策をまとめます。

◆現在のステータス【2025年9月14日】

項目数値
身長170cm
体重94.0kg(前日比:±0kg)
BMI約32.5

今朝の体重計(2025年9月14日)

◆本日の食事&マクロ報告(“維持を前提に落とす”設計)

食事内容kcalPFC
オートミール粥+ホエイ+半熟卵1+ベリー54038g16g62g
鶏胸グリル200g+玄米+ブロッコリー(オリーブ油小さじ1)72062g20g76g
赤身ステーキ150g+雑穀米+サラダ(黒酢ドレ)71056g23g68g
間食ギリシャヨーグルト150g+キウイ+くるみ10粒(蜂蜜小さじ1)32025g14g26g
夜食プロテインシェイク+カッテージチーズ23026g5g12g

合計:約2,520kcal、P=207g、F=78g、C=244g
“維持可能性”を重視して、普段の食材・調理法で組み、外食対応(黒酢・計量油)も想定しています。

◆三本柱:リバウンドしないための最低条件

中身チェック指標
①小さな赤字 TDEE(推定消費)から−10〜15%の赤字。
例:消費2800→摂取2400〜2520kcal
週平均体重−0.3〜0.7%/空腹“強”は1日以内
②筋トレ+歩数 筋トレ週3〜5回/NEAT=歩数7000〜10000 月合計セッション数・日歩数中央値
③食環境の固定化 “勝てる冷蔵庫”と“勝てる導線”。
高P常備・液体カロリー排除・買い物リスト固定
週の外食回数・家のお菓子在庫=0

◆8週間ロードマップ(維持込みのスプリント設計)

食事運動チェック
1–2赤字−10%で開始/P=体重×1.8g筋トレ3〜4回+歩数8000朝の空腹・睡眠・便通をログ
3–4必要なら−12〜15%へ微調整有酸素Zone2を週90〜150分追加週平均体重の傾き・主観疲労
5–6ダイエットブレイク3〜7日(維持カロリー)筋トレは継続、HIITは外す空腹感・睡眠・トレ性能の回復
7–8−10〜12%で再開(小さく入る)フォーム精度重視・歩数安定外食・イベントの“吸収力”を確認

◆“維持を先に作る”——メンテナンス期の運用

  • 期間:減量ブロックごとに最低2週間体重±1%以内を守る。
  • やること:筋トレ継続/歩数キープ/Pと繊維は据え置き/脂質と炭水化物を小刻みに戻す。
  • やらないこと:“ご褒美食の連打”。計量オイル・無糖飲料などのガードレールは外さない。

「停滞したから食事を戻す」ではなく、「計画だから維持に入る」。この順序が、長期の体重カーブを安定させます。

◆摂取カロリーの決め方(“実測ドリブン”)

  1. 初期値:TDEE計算機で概算(年齢・身長・体重・活動)。
  2. 実測補正:2週間の週平均体重の傾きで±100〜150kcal/日を微調整。
  3. たんぱく固定:体重×1.6〜2.2g。Pは“固定費”、FとCで帳尻を合わせる。

◆環境設計:リバウンドの“入口”を封鎖する

箇所ガードレール具体策
お菓子・砂糖飲料ゼロ在庫購入は“外で1個だけ”のルール/ゼロ飲料・炭酸水常備
職場“高P即食”を置くギリシャヨーグルト・プロテイン・ナッツ10粒
外食順番固定サラダ→汁物→主菜→主食。ご飯は最初に“少なめ”宣言
買い物リスト固定オート・鶏胸・卵・冷凍ブロッコリー・豆・海藻

◆“体重が戻る理由”を分解する(神話のデバッグ)

  • 水分・グリコーゲン:糖質を戻すと水分も戻る。+1〜2kgの“水”を脂肪と混同しない。
  • 適応(代謝の省エネ):長期の大赤字でNEAT低下。歩数・立ち時間で底上げ。
  • 環境の逆戻り:“買い置き復活”がトリガー。在庫ゼロ運用を続ける。

◆“やめないため”の仕掛け(習慣オートメーション)

  1. 同じ朝食:オート+卵+ヨーグルトをデフォルト化。
  2. 同じトレ時間:カレンダー固定。夜型なら就寝3h前まで。
  3. 同じ買い物リズム:週2回の仕込み日で鶏胸をまとめ調理。

◆ケース別:リバウンド予防の“当日対処”

シーンリスク対策
飲み会脂×糖+液体カロリー乾杯だけビール→蒸留酒ソーダ/刺身・焼き鳥塩/締めは味噌汁
旅行活動低下・外食連続朝に30分ウォーク/昼は丼“少なめ”+味噌汁/水分を多めに
残業続き深夜の高脂食職場に“高P即食”/帰宅後は黒酢ホット+ヨーグルトで着地

◆“落とす技術”より“戻さない技術”——日次KPI

  • 週平均体重(日々の揺れは気にしない)
  • 歩数中央値(最低ライン7000)
  • 睡眠時間(7〜8h/就寝の固定)
  • タンパク質g(体重×1.6g以上)

◆NGとリカバリー

  • NG:早く落としたくて−25%以上の赤字 → 対策:−10〜15%に戻し、歩数で稼ぐ。
  • NG:ご褒美解禁→連鎖 → 対策:翌朝リセット朝食(オート+卵+ヨーグルト)”で基準値回復。
  • NG:停滞で有酸素を毎日60分 → 対策:Zone2を週150〜300分以内、脚トレ品質優先

◆Q&A(リバウンド対策 編)

  • Q:“リバースダイエット”でカロリーを少しずつ上げるべき?
    A:実務上は維持カロリーへ即戻しでOK。体重±1%なら成功。戻せない不安は“P固定・油計量”で担保。
  • Q:週何回体重を測る?
    A:可能なら毎朝。同じ条件で測り、週平均だけを見る。
  • Q:停滞打破の切り札は?
    A:睡眠7.5hと歩数1.2倍。まず行動、次にカロリー微調整

◆開発に置き換える“ローリングリリース”

リバウンド対策は、開発でいえばローリングリリース+LTS
一気に大改修(−30%赤字)を当てず、小さな変更を継続的に出荷し、安定版(メンテナンス期)を必ず挟む。
監視(体重・歩数・睡眠)を回し、異常(過食・疲労)が出たらロールバック(維持カロリー)——この運用が“戻らない体”を作ります。

◆今日のまとめ

  • 赤字は−10〜15%で長く走る。P固定・歩数固定で土台を固める。
  • 8週スプリントにメンテナンス期を組み込み、体重±1%を守る。
  • 冷蔵庫・買い物・外食のガードレールを固定して、“勝つ環境”を常設する。

◆次回予告

第91話では「歩数×体重のダッシュボード化——NEATで消費を底上げする仕組み」を解説。
万歩計を“痩せ続けるOS”に変える実装をお届けします。

◆本日のひとこと

「落とす勇気より、維持する仕組み。」

◆読者のあなたへ

あなたの“リバウンドしない工夫”は?歩数・朝食・買い物ルールなど、実践しているガードレールをコメントで教えてください。
それではまた、“落とした体重を資産化する毎日”でお会いしましょう!
――ジェマ

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