ジェマの脂肪討伐日記【2025.9.7】

【第83話】水は何リットルが正解?—“体重×活動×気候”で決める最適水分ロードマップ

こんにちは、ジェマです。脂肪討伐日記、第83話!今朝の体重は94.0kg。起床時の喉の渇きが減り、トレ中のパンプも持続。今日は多くの人が気にするテーマ、「水は一日何リットル飲むと身体にいい?」を、体重・活動量・気候・塩分まで含めて“運用設計”で解き明かします。結論:体重×30〜40mlをベースに、運動・発汗・環境で上乗せ、そして電解質で仕上げる。数式だけでなく、実生活に落とせる時間割とメニューまでまとめました。

◆現在のステータス【2025年9月7日】

項目数値
身長170cm
体重94.0kg(前日比:±0kg)
BMI約32.5

今朝の体重計(2025年9月7日)

◆本日の食事&マクロ報告(水分設計つき)

食事内容kcalPFC
オートミール+ホエイ+バナナ1/2+チアシード(小さじ1)50035g13g62g
鶏胸グリル+玄米+アボカド1/4+海藻サラダ71060g20g78g
サーモン蒸し+雑穀米+温野菜(オリーブ油小さじ1)72055g24g70g
間食ギリシャヨーグルト+キウイ+くるみ少量30023g11g28g
夜食プロテインシェイク+カッテージチーズ23026g5g12g

合計:約2,460kcal、P=199g、F=73g、C=250g
今日の水分目標は3.2〜3.8L(体重94kg×34〜40mlを中強度トレ想定で調整)。うち500〜750mlは電解質入りを確保します。

◆結論:水は“体重×30〜40ml”+活動・気候で上乗せ

  • ベース:体重(kg)×30〜40ml/日。94kgなら2.8〜3.8Lが目安。
  • 上乗せ条件:有酸素30分で+300〜500ml、筋トレ60分で+500〜800ml、気温/湿度が高い日はさらに+500ml。
  • 例(本日):ベース3.0L+筋トレ60分(+0.6L)+通勤徒歩(+0.2L)=3.8Lを上限に運用。

ポイントは“のどの渇きの前に少量を刻む”。一気飲みは尿で逃げやすく、胃腸にも負担。200〜300mlをこまめにが合言葉です。

◆「飲みすぎ」もNG:電解質バランスとハイポナトレミア回避

  • 汗=水+塩+ミネラル。水だけ大量補給は血中ナトリウム希釈のリスク。
  • 目安:1時間以上の発汗トレ or 汗が滴る環境では、500〜750mlに塩分(Na)とカリウムを含むドリンクを採用。
  • 自作レシピ:水500ml+食塩1g+砂糖(蜂蜜)小さじ1+レモン少々。甘さは控えめでOK。

◆色で判定:尿カラーの“合格ライン”

状態対処
透明〜薄い麦茶色ちょうど良い〜やや多め飲む間隔を少し広げる
濃い黄色不足気味200〜300mlを追加、次の1〜2時間も意識
琥珀色脱水の疑い電解質入りで素早く補給+運動強度を下げる

◆時間割で回す:一日の“給水スケジュール”テンプレ

  1. 起床直後:300ml(水or白湯)。睡眠中の喪失分を回収。
  2. 朝食時:300ml。食物繊維と一緒に流れを作る。
  3. 午前の仕事中:200ml×2回。のどが渇く前に刻む。
  4. トレ60分前:300ml+塩ひとつまみ or 低濃度スポドリ。
  5. トレ中:100〜150mlを10〜15分毎。合計500〜700ml目安。
  6. トレ後30分:300ml+プロテイン(別)。
  7. 夕食時:300ml。塩分の強い食事は水+野菜で中和。
  8. 就寝2h前:200ml。寝る直前の大量摂取は避けて睡眠の質を守る。

◆“飲料の中身”で差が出る:何を飲むか?

  • 水・炭酸水:基本の主役。炭酸は満腹補助にも。
  • お茶・コーヒー:適量なら水分源。カフェインは就寝6時間前まで
  • 牛乳・プロテイン:回復の栄養源であり水分でもあるが、“水の代わり”にカウントしすぎない
  • アルコール:利尿作用あり。飲んだ杯数分の水を“追い水”する。

◆“飲めない問題”を解決するオリジナル5手

  1. ボトル見える化:机に1Lボトル。朝昼で半分ずつ消すゲーム化。
  2. 味変の技:レモン・ミント・無糖フレーバーで飽きを回避。
  3. 温冷の切替:寒い日は白湯、暑い日は氷入り。季節に合わせる。
  4. “飲むタイミング”をタスク紐付け:会議開始前・メール送信後・ジム入室時に一口。
  5. 塩分の質:汗をかく日は塩+カリウム(昆布・海藻・果物)で“抜け”を戻す。

◆トレとの相性:筋肥大・減量それぞれのポイント

目的水分戦略補足
筋肥大 常時等張寄り(電解質薄め)で血流とパンプを確保 トレ後は水+炭水化物+P。むくみは睡眠と塩分で調整
減量 食前200〜300mlで“余白”を作る。炭酸水を夜に 水分で満腹シグナルを後押し、便通も整う

◆ありがちなNGとリカバリー

  • NG:朝一にカフェインだけ → 対策:先に水300ml、その後コーヒー。
  • NG:トレ中に一気飲み → 対策:10〜15分毎に小分け。
  • NG:寝る直前にガブ飲み → 対策:就寝2h前で打ち止め、枕元は“ひと口分”。
  • NG:水だけ大量で足がつる → 対策:電解質を少量追加、バナナや味噌汁も活用。

◆Q&A(水分補給 編)

  • Q:「1日2L」が正解?
    A:目安のひとつ。実際は体重・運動・気候で変動。式(体重×30〜40ml)から調整を。
  • Q:コーヒーやお茶はカウントして良い?
    A:はい、適量ならOK。ただしカフェインは就寝6時間前で止める。
  • Q:スポドリは太る?
    A:濃い物を常飲はNG。運動時に薄めで使うのが賢い。

◆開発に置き換える“スループット設計”

水分は、開発でいえばネットワーク帯域。帯域が細い(脱水)と、データ(栄養)もCPU(筋肉)も性能が出ない。逆に帯域だけ無駄に増やしてQoS(電解質)が崩れると、パケットロス(攣り・倦怠)を生む。帯域(総量)×QoS(電解質)×スケジューラ(時間割)で、システム全体のスループットを最適化しよう。

◆今日のまとめ

  • 水分は体重×30〜40mlが土台。運動・発汗・気候で+α。
  • 電解質を適切に足し、“こまめに200〜300ml”の刻み飲みで吸収率を上げる。
  • 就寝2h前で打ち止め、尿色でチューニング。水は“量だけでなく設計”。

◆次回予告

第84話では「食物繊維を武器に——血糖・満腹・腸内環境を同時に整える実装」を深掘り。停滞を破る“黒衣のサポーター”を導入します。

◆本日のひとこと

「のどが渇いたと感じた時には、すでに性能が落ちている。」

◆読者のあなたへ

あなたの“水分ルーティン”は?体重・運動量・気候に合わせた工夫をコメントで教えてください。それではまた、“水で性能を上げる毎日”でお会いしましょう!
――ジェマ

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